2009年12月山行記録

15.唐松尾山(2109.2m)

Date:2009年12月25日(金)
Time:
◆12月25日(金)/晴
自宅550=830三ノ瀬(1260m)850−1040山の神士(1870m)1055ー1200唐松尾山(2109.2m、昼食)1240−1445黒エンジュ分岐(1745m)1455−1545中島川橋登山口(1310m)ー1600三ノ瀬1615=(食事)=1950自宅
(d=往復177km)
Notes:
奥秩父にある唐松尾山へは昨年4月に、その東のピーク(2050m)に行ったが(東仙波、唐松尾山参照)、唐松尾山の頂上にはまだ行ってなかった。今回はそれで唐松尾山を目指すことにした。

青梅街道の丹波の先を北に入ったところに一ノ瀬高原がある。三ノ瀬の民宿の駐車場は1日500円必要なので、登山口の少し上の道路脇に駐車した。
気温−7℃で、沢の堰堤の水も凍っている。七ッ石尾根を登り牛王院平に着くと道も雪道になる(左下写真)。将監峠分岐を過ぎると山の神士(かんど)に着く。左:唐松尾山、笠取山方面、右:白石山(和名倉山)の分岐です(右下写真)。

牛王院平の雪道 山の神士の道標

山腹の雪と土が交互に出てくる道を登っていく。途中、ガレ沢の樹林が切れた所から富士山が望めた(下写真)。ほぼ真南に位置するので逆光です。

富士山、左の木に隠れている山が大菩薩嶺

御殿岩分岐を過ぎ、尾根道を少し登ると唐松尾山の山頂に着く(左下写真)。三角点は雪にほぼ隠れていた(右下写真)。

唐松尾山頂上(2109.2m) 三角点(ストックを置いている所)

その三角点にカメラを置いて記録写真を撮ったが、逆光で良い写真にはならない(左下写真)。山頂の標識は右下写真に示した木に掛けられ看板のみで、最初は通り過ごしたくらいのマイナーな山です。

山頂の記録写真、逆光 木に掛けられた頂上標識

山頂から1〜2分のところに露岩のピークがある。ここからは良い景色が望める。南西方向に南アルプスが甲斐駒から光岳まで見えている(下写真)。

南アルプス(右から、黒く見える甲斐駒、真っ白の仙丈、
北岳、間ノ岳、農鳥岳、そして、塩見、荒川、赤石、聖、光岳)

北には浅間山が白く大きい。東に目を転ずれば、雲取山と飛龍山が近くに見える(下写真)。

左に雲取山、右に飛龍山

山頂を後にして、雪の露岩の混じる尾根道を黒槐(えんじゅ)山に向かう。小ピークを越えて、黒槐山はその西側を通過して、水干尾根に向かう。そして、黒エンジュ分岐を経て、中島川橋で車道に降り立つ。車を停めている所へは、そこから15分ほどで着いた。

2009年の締めくくりの山として、2109mの唐松尾山は、2009mと一瞬見間違える山でした。奥秩父には2000m台の山が多い。雲取2017m、飛龍2069m、和名倉山(白石山)2036m、東仙波2003m、そして、大菩薩2057m、小金沢山2014m、など。その中では2100m台で一歩抜けているのだから、もう少し名前が出てもよいように感じました。


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