2012年12月山行記録

17.岩殿山、雁ケ腹摺山

Time:
◆12月1日(土)/晴れ時々曇り
岩殿山丸山公園駐車場(360m)1020−丸山公園−1100岩殿山(634m)1125−1205兜岩上(550m)1235−稚子落し1310−1420駐車場戻り=金山温泉山口館(690m)泊
◆12月2日(日)/晴れ時々曇り
金山温泉(690m)730−840金山峠(1055m)845−945林道、姥子山分岐(1460m)950−1050雁ケ腹摺山(1874m)1120−1250金山峠1300−1345金山温泉
Notes:
今年の玉山会忘年会は、1日目岩殿山ハイク、金山温泉泊、2日目雁ケ腹摺山となり、東京からは近いが金沢のkazさん達には遠くて気の毒な場所選定となりました。

1日、朝の集合時間に間があるので猿橋に立ち寄ることにした。日本三奇橋のひとつで構造がめずらしく刎橋と呼ばれているそうです。「長さ31m、幅3.3mのさして大きくない木橋ですが谷から31mと深く橋脚が立てられないため橋脚を使わずに両岸から張り出した四層のはね木によって橋を支えている」と案内にあります。右下写真は横から撮った写真で四層のはね木が見えると思います。左下写真は谷下から眺め上げた写真で、狭い深い谷に架けられている様子がわかり、奥の橋は東電の水路橋です。
猿橋 猿橋

岩殿山は中腹に戦国時代の館風の岩殿山ふれあい館があり民俗資料が展示されている(左下写真)。一登りで岩殿山に着く。ここの標高は634mでスカイツリーと同じです(右下写真)。ほんとうの山頂は一度下って少し登ったところですが、テレビアンテナ、無線中継所があり休憩はこちらです。
岩殿山 岩殿山山頂

少し戻ってから稚子落しへの道に入る。明日登る雁ケ腹摺山が右奥にひときわ高く望め(右下写真)、左には格好の良い滝子山が見えている(左下写真)。
滝子山を望む 明日登る雁ケ腹摺山を望む

筑坂峠から岩場がはじまる。第1の岩場に鎖があり、次の第2の岩場は鉄の手すりを使ってトラバースし(左下写真)、岩溝を鎖を使って直登し兜岩の上に出る(昼食)。
天神山を過ぎて北に向きをかえ尾根道を歩いて行くと稚子落しが見えてくる(右下写真)。大岩壁で稚子落しの意味が理解できました。なかなか面白いルートで浅利の部落に下り、車道を駐車場まで戻る。
今日の宿、金山温泉には15時頃に着き、温泉に浸かり、テレビでJ1サッカーの試合を見ながら宴会がはじまりました。
第2の岩場、兜岩付近 稚子落し

2日は、沢道から金山峠、林道姥子山分岐を経て、雁ケ腹摺山に登りました。3ピッチ、3時間少々のほどよいハイキングです。例によって五百円札で有名な富士山が望めました。今年の富士山は雪が多く、すでにこの1〜2週間で滑落死亡事故が数件発生しています。手前が三ツ峠山、その手前が滝子山です。
富士山(雁ケ腹摺山から望む)

雁ケ腹摺山は有名な山にしては珍しく三角点のない山です。
雁ケ腹摺山頂上(1874m)

昨年は八ヶ岳/硫黄岳で雪の冬山を味わいましたが、寒かったので、今年は暖かい関東の低い山になりました。しかし雁ケ腹摺山山頂はかなり気温が低く、皆なジャケットを羽織ってました。昨年の様子は、本沢温泉から硫黄岳参照です。今年も良い天気でした。
付け加えるに、この日2日朝、中央高速笹子トンネルの天井板崩落事故がありました。びっくりすると同時に、金沢のkazさん達には迂回路経由で一段と遠い帰路でお疲れさまでした。

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