2014年5月山行記録

8.富士山(富士宮ルート)

Date:2014年5月10日(土)、晴
Time:
富士宮五合目駐車場(2380m)810ー1055八合目(3230m)1105−1305富士宮頂上(3710m)1315−1335 9.5合目(3550m、昼食)1410−1435八合目1440−1550五合目駐車場
Notes:
海外旅行のため、連休は富士山に登れなかった。帰国した4日にはまた富士山で滑落により2名死亡・行方不明のニュースが入っている。天気の関係で、10日(土)の富士山行きとなったが、風はおさまってくる予報であったが、結構吹いていた。

5時自宅発、7時に富士山スカイライン登山区間入り口に着いたが、道路閉鎖されていて、7時30分の開通まで待たされた。オープンを待って五合目まで登るが、駐車場には前夜からのかなりの車が駐車していた。いつもより30〜1時間遅い8時10分の出発となった。登山道始まりから即アイゼン着用は今回が初めてです。それくらい今年の雪は多い。ルートも六合目小屋には寄らず、雪のブル道を直登する。その登りはじめから上部を撮った写真が左下写真です。六合と新七合の中間あたりで夏道に合流する。右下写真はそのブル道斜面終わり付近からの写真ですが、続々と登ってきます。風は吹いています。
五合目上よりの斜面を望む 2700m付近から下を望む

左下写真、新七合目より上を見ているが、中央の小さな突起は八合目小屋で、その上は隠れている。八合目で休んだときは、風がやんできて、予報通りかと思ったが、また9.5合目より吹いてきた。スキーやボードのグループで登る人が多く、登山者は少数派です。韓国語のグループも多いです。
新七合目2800mより上を望む 9.5合目より上を望む

頂上直下は急斜面で凍っている箇所があるが、アイゼンを効かせて登る。13時すぎに富士宮頂上に着いた。下写真、雪が多くて浅間神社が見えない、鳥居が少し出ているだけ。灯篭は頭しか出てない。右下写真、頭を押さえているのは風が強いため、フードを押さえている。山頂の気温-8.2℃(13時)。昨年の記録は、富士山(富士宮口から剣ケ峰)、参照。
富士宮頂上、浅間大社奥宮の鳥居 富士宮頂上

剣ケ峰はやめにして、写真のみとする。一口のおにぎりを食べて、昼食は9.5合目でゆっくり摂ることにする。
剣ケ峰を望む 富士館前はスキーヤでいっぱい

左下写真、頂上入り口にある小さな鳥居は、氷が全面に張り付き、鳥居の本体がほんの一部しか見えない。右下写真、頂上から、駿河湾まで見渡せる。
富士宮頂上入り口の鳥居 富士宮直下より下を望む

下山時、頂上直下は緊張する箇所がある。登りでは問題なくとも下りは危険がある。9.5合目で高所馴化の目的もあるためゆっくりと昼食を食べていると、頂上直下でスノーボードで滑っていた人が転倒し、止まらず、滑落していった。あつという間に見えなくなった。八合目付近で傾斜がゆるくなるので、止まるだろう、止まらなければ宝永火口に落ちてまた4日の行方不明者のようになる。五合目に降りると救急車が来ていて、今日ネットで見ると、八合目付近で止まったようで、たまたま4日の行方不明者の捜索のため警察が朝から活動中ですぐに連絡が行き、軽症ですんだそうです。
9.5合目より上を望む 9.5合目小屋を望む、小屋は一部のみ露出
駿河湾が見える

五合目駐車場は雪の壁になっている。そこに、登山者、スキーヤ、ボーダー、観光客、警察、救急車など、いろんな車がきている。今日は土曜日なので。
五合目駐車場を上から望む 駐車場の雪の壁

東名高速は、行きは早朝なのでわかるが、帰りも空いている、平日より少ない。その面では土日でよいのだが、富士山が土日は大賑わいで、登山者は肩身の狭い思いをする。静かにゆっくりと登るには、やはり平日が良いことになる。


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