2014年12月山行記録

22.王岳(1623m)、鬼ヶ岳(1738m)

Date:2014年12月17日(水)、曇り時々晴れ
Time:
根場駐車場(910m)900−1055王岳(1623m)1110−1210鍵掛峠1220−1245昼食(1590m)1310−1345鬼ヶ岳(1738m)1350−1405雪頭ヶ岳−1535根場
Notes:
今年3月に、大雪のあとに登った王岳では(王岳参照)、深い雪のため鬼ヶ岳まで行けなかった。王岳までの登山道の確認・検証と鬼ヶ岳を登るために17日に再訪することにした。山梨県の天気は晴れ予報であるが、急速に発達した低気圧のため北海道では数年に一度の猛吹雪が予想され警報が出た日である。
御坂山地は風が強いと思いながら出かけた。根場駐車場には先着車の6人ほどが出発準備をしていた。風はやはり強い、準備をしていて感じる。
根場駐車場、王岳を望む(正面) 雪道

林道が終わったところから、雪の登山道に入る。すぐに軽アイゼンを着けた。前回は途中から支尾根を直登したが、分からなかった登山道がよく分かった。そして支尾根の直登が正解であったことも分かった。登山道は沢筋を通る部分があり、道が解っても雪深く登れなかったようです。
2時間かからずに王岳山頂に着いた。三角点も見えている。前回は、下写真の「王岳」標識のすぐ下まで雪があった。約1mに近かったと思われる。
王岳(1623m)頂上、左下に三角点 王岳(1623m)頂上

左下写真に次に向う鬼ヶ岳が望める。晴れ予報であったがまだ雲が抜けきらず、残念ながら富士山は雲の中で山裾のみが見えている。
鬼ヶ岳を望む 富士山は雲の中

1時間で鍵掛峠に着く。その前に朝駐車場で見かけ先に出発した6人パーティーとすれ違った。「早いですね、もう王岳に登ってきたのですか」と言われた。次のピッチで鬼ヶ岳まで行ける?計算をしていたが、島田さんからの「腹減った」の言葉と12時をだいぶ過ぎているため、途中風のこない南側に面する登山道で昼食にした。そして、次の30分で鬼ヶ岳に着いた。
鬼ヶ岳(1738m)山頂 鬼ヶ岳(1738m)山頂

写真を撮り、周囲の山を確認して、雪頭ヶ岳から根場への下山道に入った。鬼ヶ岳周辺は、ロープ、ハシゴの箇所がある(左下写真)。雪頭ヶ岳からの展望は良い。右下写真、河口湖から富士吉田の街並み、山中湖までよく見える。
雪頭ヶ岳との間のハシゴ 雪頭ヶ岳からの西湖、河口湖と富士吉田の街並

一方の富士山は、少し雲が取れはじめたが相変わらず今日は雲の中でした。そして、一気に下り、根場、東入川堰堤広場へ下山し、林道を歩いて根場の駐車場に戻った。
相変わらず雲中の富士山と西湖 根場、東入川堰堤広場へ下山

12月のアイゼンを着けた雪山としては、それなりに満足でしたが、今日は何と言っても白い富士山の頂上部分が見えなかったのが、残念でした。


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