2015年1月山行記録

3.金峰山(2595.0m)

Date:2015年1月28日(水)、晴/曇り
Time:
みずかき山荘駐車場(1520m)825ー910富士見平小屋(1810m)915−1005大日小屋(2000m、アイゼン着)1015−1055大日岩分岐(2200m)1100−1205千代ノ吹上(2420m)1215−1310金峰山(2595m)1330−1545富士見平小屋1555−1615みずかき山荘駐車場
Notes:
金峰山はこれが4回目です。前回が2013年1月(金峰山参照)、前々回が2010年1月(金峰山参照)、どちらも1月でした。初回は1989年5月の残雪期、いずれも雪のある時です。今回が、雪が一番多く寒かった。

駐車場は全面雪だった(左下写真)。先行車は2台、それは車道の薄い雪についたタイヤのトレースからほぼわかっていた。一登りして着いた太陽の当たる富士見小屋も雪の中、静まりかえっていた(右下写真)。
みずかき山荘奥の駐車場 富士見平小屋

次の大日小屋(左下写真)の陽のあたる場所で早めにアイゼンを着けた。アイゼンのお陰で、ゆったりと大日岩分岐まで登った。
大日小屋 大日岩

すでに2200mまで登ったが、あと1時間は樹林帯の中の道を行くので、展望は良くない。千代ノ吹上(2420m)で森林限界を越え、稜線に飛び出す。展望が開けるが、周囲の山々は雲に覆われている山が多い。ここは晴れているのに、意外な感じがした。富士山も雲が取れた時に写して左下写真の様子で、良くない。12時を過ぎたし先の行程を考えて、短時間で食料を口に含む。風があり冷えるので10分で出発する。
富士山が見える(千代ノ吹上から) 金峰山(左)を望む、中央;五丈岩

稜線は風があり、あわててオーバ手袋を出す。修理した手袋を使っていることもあるが、今日は冷える。後で温度計を見ると、-15℃を指しており、2500m付近としては低いので、びっくりした(参考:富士山13時:-22.4℃)。
五丈岩、金峰山頂から 金峰山頂、標識が1m近く埋まっている

稜線の途中で先行者、3人P、2人P、単独者にすれ違い、金峰山頂は一人占めできた。右上写真を前回、前々回の写真と比べてみて、標識が1m近く雪で埋まっていることが分かった。その標識の上にデジカメを置いて、左下写真、撮れました。山頂では、意外と、風、寒さが稜線ほどではなかった。
金峰山頂(2595.0m) 下山時の雪の稜線

下山時、富士見平小屋前でバナナを食べようとしたら凍っていて食べられなかった。ペットボトルのお茶も、アクエリアスも凍った。もちろんテルモスの紅茶は健在で問題はないのだが、寒さを象徴したできごとだった。

トレースはあったが、雪の深い所もあり、それなりに時間がかかった。今日の登頂者は7名で、最終者だった。さすがは百名山、平日でも登山者はいます。


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