2016年1月山行記録

1.杣添尾根より横岳(2829m)

Date;2016年1月4日(月)、晴
Time:
杣添登山口(1755m)735−1000アイゼン着(2520m)1010−1140三叉峰(2825m)−1155横岳(奥ノ院)(2829m)1220−三叉峰1240−1325尾根下(2600m)1335−1410アイゼン脱(2100m)1420−1520杣添登山口
Notes:
新年最初の山は八ヶ岳に向うことにした。美濃戸側からでなく東面の杣添尾根から横岳を目指した。杣添尾根からは2011年4月に登っている(杣添尾根より赤岳、横岳参照)。

日の出前の東側からの八ヶ岳の姿が左下写真です。今日登る杣添尾根は中央右よりの尾根です。2600mくらいまでは樹林帯です。登山口に着いてちょうど太陽の光がさしてきた(右下写真)。
左に赤岳、右に横岳を望む 登山口(杣添尾根)

登りだしてすぐに雪道となり、貯水池のある公園をすぎて樹林帯の中の雪道がずっと続き、2500mを過ぎてアイゼンを着けた。2600mからの尾根右の山腹沿いの夏道で雪が深くなるところがあり、時間がかかるようになった。11時すぎに尾根上に飛び出し、左下写真の赤岳の迫力のある光景が見れた。
赤岳を望む 三叉峰を望む

三叉峰までは風が強く吹くようになり急に寒くなった。装備を冬支度に変えながら三叉峰に着いた。ここも風が強くすぐに横岳に向う。杣添尾根からはだれもいなかったが、稜線上は前後に登山者の姿が目につく。赤岳鉱泉もしくは美濃戸からの登山者であろう。横岳に着いて、その登山者にシャッターを押してもらった。
横岳頂上(2829m) 赤岳、阿弥陀岳を望む

横岳頂上はそれほど風が強くなく、ゆっくりと昼食と景色眺めタイムがとれた。北アルプス、富士山なども望めるが少し遠い。八ヶ岳の各峰々の姿が良い。
横岳からの富士山 三叉峰から赤岳の稜線を望む

帰路はゆっくりと稜線散歩と行きたいが、風が強い場所がありそうもいかず、三叉峰分岐点で横岳、そして杣添尾根を写真に収めてから下りはじめた(下写真)。
三叉峰から横岳を望む 杣添尾根を見下ろす

2700mから踏み跡のあったハイマツ尾根を下ってみたが、かなり雪深く、結果は夏道の方が良かった。2600m、杣添尾根標識No.5のあるところで夏道に合流した。
ハイマツ尾根下り 杣添尾根標識No.5で三叉峰を振り返る

2600mまでは夏のコースタイム並で行けたが、それから上は冬タイムになった。今年はまだ雪が少なくて良かったというべきなのか?
日帰りで、雪の尾根歩き、2800mの稜線歩きが楽しめるのだから、ありがたいものです。ちょうど良い8時間ほどの行程で。

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