html> 1610カンマンボロン、端牆山
2016年10月山行記録

17.カンマンボロンから端牆(みずがき)山

Date:2016年10月19日(水)、曇り/晴れ
Time:
端牆の森登山口(1460m)645ー722金属プレート標識のある岩(1700m)−745カンマンボロン(1730m)805−832小尾根越え(1810m)840−912コル(1985m)920−942大ヤスリ岩下−948一般道(2100m)950−1015端牆山(2230m)1052−1145天鳥川(1800m)1150−1212富士見平小屋(1815)1220−1313端牆の森登山口
Notes:
8月に端牆(みずがき)山に登ったとき(端牆(みずがき)山参照)に知ったカンマンボロンという岩場を巡るバリエーションルートに行ってきました。登山口はみずがき山自然公園の約300m手前にある「端牆の森」という看板のあるところです(左下写真)。20台ほど止められる駐車スペースがあります(一番下の写真)。

赤布、赤テープに導かれて、40分ほどで右下写真の金属プレート標識のある岩に着く。
みずかきの森、登山入口標識 金属プレート標識のある岩

このプレートから50mほど行ったところが岩場への取り付き点、トラバース道からはなれて岩壁(洞ノ岩という)に向かって直上すると、岩壁の直下に着く。最初この場所から左の踏み跡方向に行ったが、これは違った。右方向に急に下がったところが、カンマンボロンへの入り口だった。洞窟状にえぐられた岩壁がそそり立つ。そこから5mほど登ればそれ以上登れなくなり、その左側の岩と岩の隙間(右下写真)を抜けると、目指す「カンマンボロン」にめでたく到着した。出発してちょうど1時間(10分ほどのロスあり)。
金属プレート標識 岩と岩の狭い間を抜ける

下写真の岩に刻まれた梵字が「カンマンボロン」と読むのだそうで、弘法大師が花崗岩に刻んだと言われている。大日如来、不動明王の意味と言われているが、もちろん言い伝えです。しかし、パワースポットになっているそうです。パワーをもらって帰りましょう。
カンマンボロンのある岩溝全景 カンマンボロン

岩場の取り付き点まで戻って、トラバース道を行くと、大面岩、小面岩の岩を左手に見て通りすぎ、次に急なザイルの固定された場所を通過すると、小尾根を越える。そして更に登ると、コルに達し、大ヤスリ岩、端牆山本峰に近づく。カンマンボロンから1時間半ほどで大ヤスリ岩直下に着く(左下写真)。そして、すぐに一般道に合流する(右下写真)。
大ヤスリ岩直下 大ヤスリ岩(一般道から望む)

20分で不動沢からの道と会い、5分で端牆山頂に着いた。時々晴れ間があり、大ヤスリ岩も頂上から望めた(右下写真)。
端牆山頂(2230m) 大ヤスリ岩を端牆山から望む

金峰山は曇っていて、見えなかった(左下写真)。
右下写真は下山時に富士見小屋より下の稜線から端牆本峰と大ヤスリ岩を眺めた写真です。
東南方向、雲の金峰山 右:端牆本峰、右:大ヤスリ岩

もっと下がると対面に洞ノ岩が見える。カンマンボロンはその最下部にある。
駐車スペース、私が一番目だったが、10台以上に増えていた。
カンマンボロンのある岩、洞ノ岩 登山口、車が10台以上に増えた

みずがき山の岩場を巡る変化のあるルートでした。山頂までは3時間半、最短ルートではあるが、時間的には2時間半で登った不動沢ルートの方が早い。登る人は、よくネットで調べてから登るのが良いと思います。

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