2017年1月山行記録

1.南稜寂ショウ尾根から滝子山

Date:2017年1月4日(水)、晴れ/風強し
Time:
大鹿林道登山口(850m)730ー905南稜寂ショウ尾根(1440m)910−950滝子山(1620m)1000−鎮西ヶ池−1020滝子山二等三角点(1590.3m)1030−1052桧平(1335m)1100−1150大鹿林道滝子沢中間尾根登山口(780m)−1210車に戻る
Notes:
12月には風邪をひき、正月は食べ過ぎ?腹をこわし体調があまりよくないこともあり、今年最初の山は、短めの山で、富士山の見える山ということで、滝子山に登ることにした。9年前のちょうど同じ1月4日に登っている。(滝子山参照)。この時は道証地蔵から登り、大谷ヶ丸、コンドウ丸とめぐって、雪で白かった記憶があるが、今回は雪はまったくなし。ルートはバリエーションにあたる南稜寂ショウ尾根から登り、中間尾根を下るコースとした。

電車でなら中央本線笹子駅から歩かねばならないところ、車なので大鹿林道の850mの登山口が出発点となる。林道脇に小さな道標がある(左下写真)。車はすぐその先の道がカーブする所に停められる。
最初は枯れ葉の埋まった急坂を登る。途中から岩場がでてくるが、樹木交じりの小さな岩場で難しい岩場ではない(右下写真)。
大鹿林道登山口 岩場、小さな岩が続く

1時間半ほど登り、ほぼ岩場も終わりかけのところ(1440m)で、はじめて富士山の撮影が可能になった(下写真)。北面からの快晴の富士山、しかし強風が吹いて今日は誰も寄せ付けない。えぐれた吉田大沢の左が吉田登山道、今年も早々から死亡事故が発生している。手前には三ッ峠山の電波塔が見える。
南稜寂ショウ尾根(1440m)から望む富士山(am9:05)、手前右は三ッ峠山

浜立山の分岐をすぎ、小さなピークを一つ、二つと越すと滝子山山頂である。見晴らしは良い。まだだれもいない。「秀麗富嶽十二景四番山頂」とある。富士山まで31kmと割と近いが、午前10時となると写真的には今一になってしまう。
滝子山から望む富士山 滝子山山頂

北には一等三角点の黒岳、そして雁ヶ腹摺山が望める。鎮西ヶ池まで少し下って写真を撮ってから、滝子山二等三角点に登り返した。
黒岳(左)、雁ヶ腹摺山(右) 鎮西ヶ池と神社

滝子山山頂は1620mであるが、三角点は滝子山の肩にあたる場所にあり、1590.3mと30m低い。滝子山山頂の標高は古い山梨百名山標識は1620mであるが、写真で手に持っている新しい標識では1610mとなっている。
滝子山二等三角点(1590.3m) 滝子沢中間尾根登山口、右登山道

下山は初狩に向かうルートを下り、桧平で滝子沢中間尾根へのルートをとる。この道も昭文社の2003年版地図には道の標示がなく心配していたが、ちゃんと標識があった。尾根ルートもきっちりと伐採されており心配することはなかった。大鹿林道に12時前に下山できた。登山道の標識あり。

車に戻り、昼食。早い帰宅。程よい歩きで体調も良し。前回の両神山から1ヶ月ほど空いたが、やはり山には2週に1度程度は登らないとよろしくないようです。同じルートでなく、新しい好奇心のわくルート探しが課題です。


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