2021年5月山行記録

9.三峰山から雲取山(2017m)

Date:2021年5月10日(月)、晴
Time:
三峰駐車場(1040m)655−810地蔵峠(1490m)815−950白岩小屋(1760m)955−1020白岩山(1921m)1025−1100大ダワ(1700m)1105−1125雲取山荘(1830m)1130−1200雲取山頂(2017m)、避難小屋1235−1305大ダワ1310−1415白岩小屋1420−1535地蔵峠1540−1635三峰駐車場
Notes:
雲取山には10回以上登っているが、三峰山からはまだ一度も登ってなかった。毎冬1〜2月頃にトレーニング的に登っているため、北側からのルートで距離も長く日帰りの難しいルートを敬遠していた。しかし一度は三峰から登っておかねば、そろそろ日帰りもできなくなりそうでと、今回の初夏の登山となった。前回の2月の雲取山は、2102雲取山

登り5時間ほどかかりそうで、7時登山口出発目指して4時に家を出た。三峰駐車場は広い。520円有料とのことだが、早朝は無人です(後払い)。右側の登山者用駐車場にとめる。
7時少し前に出発できた。三峰神社参拝は下山後時間が余ってたら行くことにする。最初の鳥居のところに登山者届や入山者のカウンターなどがあった。二番目の鳥居は奥宮参拝道、妙法ヶ岳入口にあった(右下写真)。
三峰駐車場 奥宮への分岐の鳥居

炭焼平を経てさらに進むとお地蔵さんのある地蔵峠に着く。そのすぐ上に霧藻ヶ峰の壊れた三等三角点があり、その先に休憩所がある。霧藻ヶ峰の名前は秩父宮様の命名だそうです。
地蔵峠の地蔵さん 霧藻ヶ峰の三等三角点(1523.1m)

霧藻ヶ峰からは100m近くの下りでお清平のコル、そこから前白岩山の登りがはじまる。300m以上登って前白岩山を過ぎ、ダラダラと進むと白岩小屋に着く。小屋はすでに廃屋だが、ここの展望所からは樹々がないので展望が良い、和名倉山が正面に見える。
白岩小屋(廃屋、1760m) 和名倉山(白石山)を望む

また一登りすると白岩山に着く。今日二つ目の三等三角点です。
白岩山(1921.3m) 雲取山が木陰から見える

白岩山1921mは雲取山まであと標高差は100mに満たないところまできているが、残念ながらここからまた一たん下る。白岩山のすぐ下に「芋ノ木ドッケ」の分岐標識がある。「ドッケ」とは「突起」のことで、「芋ノ木ドッケ」は隣の1946mピークのことだろう。「芋ノ木ドッケ」からトラバースして大ダワ1700mに着く。大ダワから25分の登りで雲取山荘、さらに30分の登りで雲取山頂に着く。
大ダワ(1700m) 雲取山荘

今日の三つ目のピークが一等三角点の雲取山、古い三角点、新しい三角点、その説明板、そして山頂標識が並んでいる。
雲取山山頂(2017.1m) 雲取山頂で

今日の富士山頂は雲なくきれいに見えている。そして、南アルプスも白く光っている。右から甲斐駒、北岳、間ノ岳、----と順番に。昼食は山頂で出会った埼玉県越谷からの人と避難小屋の前で。
富士山アップ(少し霞んでる) 甲斐駒、北岳、手前は飛龍山

下山は4時間と予想していたが、急いで4時間かかった。三峰神社に行く時間はなかった。上で書いた「芋ノ木ドッケ」の標識を下山時に「地名考証」の説明板とあわせて写真に収めた。芋ノ木はウコギ科の落葉高木のコシアブラのことで、コシアブラの木の多い、とがった峰につけられた地名とのことです。標識は白岩山とのコルに建てられている。
芋ノ木ドッケ 駐車場に戻った

帰路、大滝温泉の湯に浸かったが、コロナの影響でか空いていた。

やっぱり来て良かった。鴨沢からとは違う二つのピークを越えて登るロングルート、和名倉山、そして甲武信ヶ岳方面など違う景色、頑張って予定通りの時間で歩ききれた。


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