2022年3月山行記録
5.大ナゲシ(1532m)Date:2022年3月11日(金)、晴/曇 | ||||||||||||||||||||||||
Time: 赤岩橋登山口(950m)830ー942赤岩峠(1430m)950−1008大ナゲシ分岐(1493P)1020−1105大ナゲシ(1532m)1125−1215赤岩峠1235−赤岩岳撤退(1500m)1255−1315赤岩峠1325−1415登山口P | ||||||||||||||||||||||||
Notes: 中津川の奥にニッチツ秩父鉱山がある。昔は大規模に金/銀他の金属が採掘されていたが、今は石灰石、珪砂が主に産出されている。昔の社宅、学校、公民館跡などが廃墟として残されている。しかし現役操業中の事業所である。その奥の赤岩橋が大ナゲシ、赤岩岳の登山口である。
赤岩峠までは1時間あまりで着く。雪はここまではほとんどない。県境尾根の稜線は雪が凍っていて下りにはアイゼン他が必要と感じる。1493mP手前の94標杭から踏跡をたどるとのガイドがあるが、雪で覆われていて踏跡はない。すぐに1493mPに着く。ここには97標杭と大ナゲシ分岐の案内がある。北側雪の斜面を下るが、雪が多くアイゼン必要と判断し戻ってチェーンスパイクを着ける。
二つピークを越えると下部岩壁に着く。ガイド本にあるように直立10m岩壁(左下写真)は下りに使うことにして、左にトラバース気味に行くクサリ、外傾バンドのあるルートを行く。岩場を抜けいったん樹林の尾根を進むと上部岩壁に着く。ここはロープのある直立の岩壁を登る。登りきると気持ちよく大ナゲシ山頂に到達する。
こんな岩山の上にまで三角点がある。足もとが切れ落ちた岩峰からは大展望が広がる。
白い山々は八ヶ岳連峰、そして北方向では浅間山。近いところでは、赤岩岳から1493mPの尾根ラインが北側斜面に多く残雪を残していることがわかる。
帰路は1493mPを通らず、94標杭を通るトラバースルートを通った。久しぶりのアルバイトだった。稜線尾根からは赤岩岳が望める(左下写真)。 赤岩峠まで戻って昼食後、赤岩岳を目指すが、稜線をはずれて北稜に達するまでの岩壁のトラバース個所で1ヶ所通行困難な狭い凍った落ちそうな個所があり引き返した。そこから対面の大ナゲシの眺めが良かった(右下写真)。 赤岩岳には、2018/4/27に登っている。赤岩岳〜赤岩尾根P1参照。
岩稜/岩場ルートに凍った/雪の斜面、なかなか面白かったです。 帰路はいつもの大滝温泉、500円に割引になっているが(施設の一部使用中止のため)、私には風呂さえあれば良いので、これで十分です。 |