麗しの島 台湾 7都市縦断 5日間2025年3月9日〜3月13日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クラブツーリズムの首記「台湾」ツアーに参加した。参加者23名を2グループに分け、実質11名のツアーとして実施されたので(日本からの添乗員なし)、大勢でなくゆったりとしたツアーとなった。ほぼ同年齢夫婦4組、母娘1組、単独女性1名。私は前回、2007年5月の玉山(3952m)登頂ツアーで台湾を訪問している。その様子は、台湾最高峰玉山登頂5日間、参照。 9日早朝、西武新宿線一番電車で羽田空港へ、5時55分集合。7時55分出発、11時には台北・松山空港到着です(時差1時間)。台北101(高さ508m、地上101階の台北のランドマーク、地下1階が食堂街になってる)エリアまでバスで移動し、自由昼食です。 台北市内観光は故宮博物館です。中国歴代皇帝が所有していた宝物や芸術品を収蔵する中華文明のコレクションとしては世界一の博物館と言われている。一番有名と思われる「翠玉白菜」は他都市に出かけていて不在(前回訪問時に見学した)、「肉形石」は写真写りが良くなかったので、「灰陶加彩仕女俑」を載せます。これは唐時代の陶器で、宮廷に仕えた女性、副葬品です。
バス2時間ほどの移動で台中へ。夕食の後ホテル泊。 10日、台中の観光。仏教寺院の宝覚寺、「台中大仏」と呼ばれる巨大な弥勒大仏像が有名です。 1時間少々の移動で日月潭へ。海抜750mほどにある台湾最大の湖です。名前の由来は、湖に浮かぶ島の東側が太陽の形、西側が月の形をしていることによる。
この湖を望む高台に位置するのが文武廟です。中国宮殿式で建てられており、孔子、武聖関公などを祀る。日月潭が美しく望める。
次は喜義(かぎ)へ移動。日本統治時代、阿里山の木材集積地として栄えた町で、林業に携わる人々の宿舎があった。その檜造りの日本式宿舎群を修復して、集落を丸ごと文化圏区としたのが「檜意森活村」です。各家屋は檜細工、竹製品、和風小物の店になっていて、カフェなどもある。 昼食の後、台南へ。赤カン楼はオランダ統治時代に建てられたお城です。
台湾最古の孔子廟を見学して、バスで移動、高雄へ。蓮池潭は淡水湖で、龍と虎が待ち構える龍虎塔が有名。
高雄市中心にある地下鉄、美麗島駅のステンドグラスが美しく、観光スポットになっている。高雄泊。
11日、8時過ぎに、高雄港大港橋へ。2022年に完成した橋で船を通せるように旋回する構造になっている。午後3時?決まった時間に開く。渡ったところが大港倉で、かつての倉庫がショップ、カフェに変身している。高雄ウオーターフロント、夕方や休日に賑わうそうです。振り返れば、高雄市中心部の高層ビル群が望める。
台南へバスで戻り、11時過ぎの新幹線に乗車する。昼食は弁当がすぐに配られる。台北到着が13時。免税店ショッピングの後、バス1時間で十分へ。
天燈上げ体験。4名で一つの天燈ランタンに願いごとを書き込み、空に放つ。十分駅(かつての石炭運搬線が観光線に変身)というローカル線の走る駅が舞台で、線路の上で天燈上げする客も大勢いる。
次にバスで九フンへ移動する。こちらはかつて金の採掘で栄えた街で、近年映画のロケ地となったことをきっかけに観光地として復活した。アニメ「千と千尋の神隠し」のイメージ舞台となり、日本人観光客が多い。昔のトロッコ道に飲食店、土産物店が密集し大賑わい。道が狭いので、なかなか前に進めない。夕食を早く済ませて、夕闇の中、散策を楽しんだ。台北市内のホテルに戻り宿泊。
12日、中正記念堂で9時の衛兵交代式を見学する。中正記念堂は蒋介石総統を記念して、1980年に建てられた建築です。
昼食に小籠包を含む点心料理をいただき、ホテルへ戻る。団体行動はここまでで、午後は自由行動になる。近くのお店まで出かけ、全身マッサージで体を癒す。夕方からは夜市に出かける。地下鉄で、南京復興駅から中山駅まで乗り、寧夏夜市へ出向いた。そして古い商店街が並ぶ迪化街まで足を伸ばし、途中の店で湯麺を食した。台北泊
13日も自由行動で、地下鉄で北投温泉へ向かう。雨が降り出し観光には今一つの天気になったが、温泉街のホテルを眺めながら地獄谷まで歩く。公営の露天風呂は閉まっていた。温泉博物館に立ち寄った。1913年築の日本統治時代の公衆浴場を修復したものです。館内は当時の浴槽、大広間などが残されており、北投温泉の歴史がビデオで紹介され、昔の華やかな時代が偲ばれます。
地下鉄で淡水まで行く。淡水老街を歩き、途中の鍋料理店で昼食にする。紅毛城という河岸の丘の上に建つ旧イギリス領事館を見学する。炭水河や対岸の眺めが美しい場所だが、雨のため十分には望めない。集合時間の15時30分前にホテルに戻った。
台北松山空港から羽田空港に22時過ぎに帰着、自宅戻りは24時前だった。 <感想> 1.羽田発着、早朝出発、帰国は夜遅い到着で、時間を有効に使えた。他の同類ツアーと比べて自由行動時間が長く取れて、マッサージの他に、北投温泉、炭水など観光できて良かった。特に北投温泉は昔から名前をよく聞いていたが、その栄枯盛衰を感じ取れた。 2.11人という適当な人数がバス、観光、食事などで、ゆっくりとして良かった。 3.食事は、短時間に続けて出されるので、一つ一つをゆっくりと食べるという感じではなかった。少し残念な点です。 |