2008年12月山行記録

20.大無間山(2329.3m)

Date:2008年12月22日(月)〜23日(火、祝)
Time:
◆12月22日(月)/曇り
田代諏訪神社登山口(660m)1220−1600P4小無間小屋(1796.2m、泊)
◆12月23日(火、祝)/晴れ時々曇り
小無間小屋630−850小無間山(2149.6m)855−1113大無間山(2329.3m、一等三角点、昼食)1133−1255小無間山1300−1450小無間小屋1505−1650田代登山口
(d=往復508km)
Notes:
今年のチンボラソ会は、島田さんと二人での大無間山行となりました。チンボラソ登頂記、0511新雪の赤岳、0612忘年ハイキング/杓子山、参照。
南アルプスの深南部にある大無間山へは、東名高速清水ICから安倍川を逆上り、井川湖の北端の田代が登山口となる。

22日、昼前に田代の駐車場につき、軽食後、諏訪神社の登山口から入山した(下写真)。

諏訪神社の水場 諏訪神社、登り口

標高約1800mの避難小屋に宿泊するために、寝食、水持参のため、20kgに近いザックを久しぶりに担ぐ。ゆっくりと歩いて4時頃に避難小屋に到着した。ここまで雪はなかった(P4の頂上に少しあった)。
左下写真がP4の三角点で、その奥に青い色の小屋が見える。近づいて撮って右下の写真で、それほど大きい小屋ではない。この時期だれか来るとは考えられないので、自由に使ってよいのだが、寒い避難小屋でこじんまりとローソクとヘッドライトの灯りのもと、コンロの火で夕食を摂った。

P4(1796.2m)三角点と小屋が見える 青色の小無間小屋

23日、道中長いので出来るだけ早出したいが、6時は暗くて、6時半の出発とした。それでもヘッドライトを点ける必要があった。鋸歯尾根と呼ばれる、P3、P2、P1を順次越して、小無間山の登りにかかり、ここから本格的に雪が出てきた。下写真は小無間山で。気温は低くて、−10〜−12℃ほど。

小無間山(2149.6m)にて 小無間山にて

小無間山から下り、唐松薙の頭から大無間山がよく見えた(左下写真)。この付近からの北面の斜面は雪でなく、氷面になっており、ここでアイゼンを着けた。
中無間山で90度方向が南西に変わり、大無間の本格的な登りになった所から雪の量は20〜30cmに増え、テープを頼りに登ると、大無間山に着いた。一等三角点の山です(右下写真)。南アルプスの茶臼岳、上河内岳が頂上手前で眺められたが、頂上では樹木に囲われて見えずらい。

大無間山が望める(唐松薙の頭より) 大無間山、一等三角点の表示

11時過ぎているので、急いで昼食とした。下写真は、三角点表示柱の上にカメラを置いて撮った。三角点は右上写真のテルモスを置いている石柱です。静かなだれも来そうにない、原始の世界を思わせる山頂です。

大無間山頂上(2329.3m)

下りは、ひたすら小屋を目指すが、雪のためにそれほど早くならない。小屋で全荷物を担ぎなおして、田代の登山口に着いたのは、ほぼ日の入の時刻になった。日の出前から日没まで10時間のアルバイトでした。

島田さんとは、久しぶりの山行、積もっていた色んな話ができた。1日日程を遅らせて前線を通過させてので、天気も良くなった。今年も良い1年でしたと先の0812子秀山・位山、に書いたが、更に良い1年の締めくくり山行となりました。


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